うたをよむなり。

ねずみです。あちこちで詠んでる詩歌のたぐいをまとめようとおもいました。

詠み歌どどいつ('13年まで)

かつての歌詠み場から拾ってきた都々逸たち。
こうして見ると本当に返歌が好きなのがよくわかりますね……。

2013年

13.12.11
青い空など見えなくたってその手さえありゃ構わない RT @asita 餌を与えて煽てて褒めてそして檻へと閉じ込める

13.12.8
指を伝って届いた恋が あなたの指も温める RT @ayameyame 摂氏36度の恋を 指を介して知ればいい

13.11.26
鏡合わせに繋いだ手と手 映る眼に熱を見る"@akibuudy: あなたの名前は無いんだろうね 会いたい同士が分かっても

13.11.18
情と情けのその内訳を告げりゃ嘘にもなるまいに"@asita: 牛脂注入インジェクションの如くあなたの優しさは
それを眺めて閻魔が笑う 人を呪わば穴ふたつ "@3l0rino: グッドラックの親指くるり 黄泉の国でも 御元気で
おもちゃですもの心によらず なくもわらうも望むまま"@urashimagorou: あたしあなたの可愛いおもちゃ でなきゃ側にはいられない

13.10.28
君が居なけりゃ生きられないと かたってみせる不如帰 RT @qwerty_misp 君が居なけりゃ生きてはゆけぬ 生きてゆけぬと信じたい

13.10.14
魘という字を解いてみれば 鬼すら厭う夜の責め苦

13.10.5
このからだには合わないようです愛と幸福アレルギー RT @hitogatasky あなたの愛を投与されたらどうなるかしらモルモット

13.10.4
ひどい男ね 焦らしておいて 数寸もないモノなんて "@dodoitsu_: ひどい女だ ここまでさせて おれに寸止めさせといて

13.10.1
恋という字を解いてみれば亦たも重ねていく心

13.9.27
先に惚れたが敗者のゲーム 負けをかくして勝ちに行く"@urashimagorou: これはゲームと引く予防線 でも目が本気の色してる

13.9.19
春を売り売り鳴く鶯の肌に刻んだ梅の花
金の瞳をぱちりと瞑りまるい月からかくれんぼ

13.8.29
高くとまった尾頭付きにゃ 楊枝の旗は上げられぬ RT @kagen_s: 海老で鯛釣りゃ子は分からず屋 エビフライのがいいと泣く
色を揃えたグロスが染める花を愛で合う指の先 RT @urashimagorou: 二人の秘密、と人差し指で唇互いに封じ合う

13.8.23
いつかいつかとお熱を上げて ふと気がつけば ゆで玉子"@gattonellauto: いつか出会える 王子を夢見 静かに眠る 保冷卵

13.8.12
僕も愚かだ いまだに君が 囚われてればと思ってる RT @dodoitsu_ 君は愚かだ いまだに彼を 忘れられると思ってる

13.8.9
空を見つめて踏み出す一歩 道は晴れるか雨降りか 【THE FOOL】

13.8.7
先に惚れたが負けとはいうが押され攻められ旗を振る RT @princekyo 惚れた弱みにつけこまれてる恋はいつでも負け戦

13.8.3
てらり輝くペディキュアの赤祈るかわりにくちづける【お題:ペディキュア】

13.7.31
また明日って別れた君と 夢で出会って手を繋ぐ RT @dodoitsu_ おやすみ、おやすみ、また明日、って 何度言っても起きている

13.7.27
愉しと言うて笑うた主のぞつとするよな寂し声

13.7.24
恋と夢想と現実逃避 吐き戻すほど詰め込んで

13.7.18
まるで恋人みたいとわらう きみとの夏の帰り道 [お題:たからもの]

13.7.15
枯れた色した竹垣の端 からりからりと風車

13.6.16
悩んでるならご飯を食べな訳知り顔で猫がいう

13.6.13
梅雨が来たから 散歩に来たよ 差し出す傘は 空の色 "@vol_008: 梅雨が来たから 散歩へ行こう 傘が作った 二人きり

13.6.7
理解しやすい 愛あげようか はぐらかしなど できぬよう "@vol_008: 理解しやすい 愛くださいね すべて疑う 僕だから

13.6.6
舞台の上で情捨て踊れ 心なくして消えるまで

13.5.11
夏が来たから 散歩へ行こう 麦わら帽子 被る君 RT @vol_008: 夏が来たなら 散歩へ行こう 風が背を押す 上り坂

13.5.3
お前を作っているのは僕で 僕はお前でできている RT @vol_008 私は あなたのものです 代わりにどうか あなたを私に くださいな #dodoitsu
私はあなたのものです着けた首輪はちゃんと繋いでて
お前が私の持ちものならば 価値を損なう真似はせぬ RT @qwerty_misp 私はあなたのものです だから 殺してみせて心から

13.4.13
クール毒舌弟の目に 涙を見つけ 息をのむ RT @dodoitsu_ 馬鹿で不遜でがさつな姉の 白無垢姿が 胸を打つ

13.4.10
おしゃれぎつねが尾をひょいとふり 今日はどの服着ようかな RT 【コート・ハンガー星団】こぎつね座にある散開星団。コートを掛けるハンガーのように星が並んでいることから名づけられた。見かけの明るさは3.6程度。双眼鏡で見るのに向いた星団といわれる

13.4.4
星が命を燃す瞬間に願いを託す罪の子ら

13.3.29
乙女のこぼす真珠の涙 無垢な蕾がいま開く RT @ruo129: 無垢なイイコじゃいられないのよ貴方の胸ではなきたいの *without_i_love_you

13.3.28
歌い着飾り舞う籠の小鳥 みせる相手もいないのに

13.3.27
春を吸い上げ 色良く咲けと 固い蕾に 言寄せる RT @vol_008 春を貪る 眠りの姫が 目蓋ふるわせ 囁く名

13.3.26
変わったあなたも 変わらぬきみも 浮かぶ笑顔は 同じまま RT @mina_70107 卒業しても 春夏冬 休みの度に 同窓会

13.3.25
暗い地獄ではぐれないよう 指に結わいた赤い糸

13.3.24
桜の樹にもにビールをひとつ魂取る代わりに飲んどくれ #夜桜 #便乗
酒を片手に皆々集い 桜の下で馬鹿をやる

13.3.11
閉じた瞼にしてやったりを隠し素直に負けてやる RT @_nokishita ゼロを言葉にできないように塞ぐくちびる 君の負け
RT イチの指立て 呟き笑んだ 僕に惚れてはいけないよ RT @_nokishita 賭けをしようか サン、ニイ、イチで 惚れてしまうかしまわぬか
押せば離れて離れりゃ寄って 糸で繋いだ同じ極 RT @urashimagorou つきまとわれれば迷惑がって離れりゃ寂しと裾を引く

13.3.6
今日は会社の宴会だもの飲めぬビールに舌鼓

13.2.13
黒の大地に ピンクが描く LOVEの4文字 ハート付き RT @gattonellauto 口どけなめらか 味は最高 少し足りない 羞恥心

13.2.12
今日も納期と顧客に追われ、時と上司の手で踊る RT @dodoitsu_ 来たか月曜 かかってこい、と 今日も社畜はひた走る

13.2.7
夜のクラスで 秘密の授業 補習をするのは 君ひとり RT @dodoitsu_ 先生教えて 秘密の授業 みんなに内緒で僕だけに
夢を未来に変えるチケット 前へ行くため時を売る RT @Copy__writing 時間を売ってるのは、夢を買いたいからだ

13.2.6
頬にかかった優しい雪が僕の代わりに泣いている

13.2.3
くるりくるりと私を回す その手に合わせ変わる色 RT @dodoitsu_ くるりくるりと表情かえる あなたはまるで万華鏡

13.1.31
あのとき言えば変わったのかと 過ぎた光を惜しむのみ #dodoitsu
ほんの僅かに気まずくなれと 眠る額に口付ける RT @dodoitsu_: たとえば酔わせてどうにかしても 君の心は彼のもの

13.1.29
家事はつらいしひとりはやだし 早くおかえりがいいたい RT @dodoitsu_ 外は寒いし仕事はやだし 帰って胸にうずまりたい

13.1.22
赤い手袋鞄に隠し 寒いから手を繋ぎましょ #愛恋好心という文字を使わずに恋をしている事を表現してみる

13.1.11
おんなのこはね、報われなくても、ずうっと好きで いるものよ RT @dodoitsu_ 男なんてな、知らない子でも、好意抱かれりゃ 意識する

13.1.6
開いた出口に背中を向けて 捕らわれ月はただ嘆く #dodoitsu  RT @kaku_kigo とらわれづき【捕らわれ月】(冬):葉を落とした木の枝の隙間から見える月。(発案:kotatataki) #架空季語

13.1.5
両手絡げて頭上で纏め 諦めなさいと笑み作る RT @dodoitsu_ しかし途中で我にも返る やめろやめろとジャブを打つ
RT しかし1人は受けねばならぬ 言われ流され下になる RT @dodoitsu_ 攻めでありたい、受けずにいたい せめて今だけ受け流し 

2012年

12.12.21
もしや冒険するかもしれぬ ナイフ・ランプとパンも詰め RT @dodoitsu_ 棺に詰めよう お菓子と漫画 世界の終わりの旅支度 #dodoitsu #世界滅亡
もしも世界が終わるのならば どうか一夜の夢をくれ

12.12.20
君が笑ってくれればいいさ 僕の世界はそこだけだ
優しいあなたのいた場所なんて 卑小な僕には重すぎる RT @ayameyame ここにいるのが辛いのならば 私が代わってあげようか?

12.12.16
スカイプ使えりゃ楽なのになと寒空歩く投票日

12.12.6
遠慮気遣い全部いらない 壊れるほどに抱き締めて #歌で詠み 『ヘタレないでよ!』
溢れるようなその優しさが こんなときには焦れったい #歌で詠み 『ヘタレないでよ!』

12.11.28
くしゃみひとつし薄絹纏い 冷えてきたねと冬の月

12.11.20
月に打たれて死んでもいいわ そっと手繋ぎ囁いた RT @dodoitsu_ もう手遅れだ、と 見上げた空の 落ちてきそうな青い月

12.11.19
土に肥やり根を休めても 木の葉髪まで届きゃせぬ

12.10.17
人の命は儚さゆえに 燃える火となり星となる RT @dodoitsu_ 人の命は儚いものよ されどされど、と 夢を見る

12.10.13
手紙握った少女に向けてぱらりと撒いた流れ星 #poem24 

12.10.5
触れた真白い翼を根から 黒く枯らしておちていく RT @dodoitsu_ 天使に触れるが禁忌であるなら 悪魔にだってなってやる #angel75

12.9.24
日々の辛さに飲み込まれそな そんなときこそうたうんだ #dodoitsu / 『中 』と『辛い 』のどちらかを題

12.9.13
彼を想って泣ける日までは 呼んであげるよ仮の名を RT @dodoitsu_ 捨ててしまえば良いのでしょうね 君が忘れた僕の名を

12.9.7
脳で微睡む 青い卵が あなたの槍で跳ね起きた RT @gattonellauto 胸に輝く 真っ赤な石が 私の心をつらぬいた

12.9.1
秋の長夜に長雨と来りゃ 歌を詠むより他になし RT @dodoitsu_ 葉月枯れ逝き めくれた暦 秋を運んだ迎え雨

12.8.24
燃えるおもいが セピアにあせて まろく熟した 恋の文 RT @gattonellauto: 時間とともに 流れ去るような メールじゃなくて ラヴレタア
雨こひたさに空眺むるも 雲一つなしなみだ色

12.7.30
きみが落としたひとひらの声 蝶がさらってとんでった
喉に張り付くしゃぼんの膜を気球代わりに屋根を蹴る

12.7.22
天に届けと飛ばした紙の 翼を打って落とす雨

12.7.11
憧れの君に倣って生きていくため型に副わない部位を削ぐ

12.7.6
抱えた腕の 伝える温度 きみが最初に 知る世界 RT @dodoitsu_: 小さな手のひら しあわせ握る 離すものかと 抱えあげ

12.7.4
気付かないまま捨てられたかな 暗号にした愛してる
ひとり叫んだこっちを見ては 雨に溶かされ跡もなく

12.7.2
夜の毛皮に黄金を浮かべ 足を揃えた月見猫

12.6.6
空に向けるの彩の檻 くるりくるりと万華鏡 
僕で傷つき血を出すんなら切って捨ててよ泣く前に