うたをよむなり。

ねずみです。あちこちで詠んでる詩歌のたぐいをまとめようとおもいました。

詠み歌どどいつ2(2013年まで)

かつて使ってたアカウントで詠んでいた都々逸そのに。
たぶん推敲とか二次モチーフとかそういうのだったんだと思います。

 2013年

13.10.1
恋という字をほどいてみれば「また」を重ねていく心

13.9.9
肌が触れ合う 滴が絡む 褌取られて 目を閉じた "@gattonellauto: 意識しすぎて 勝負にならぬ 花も恥らう 相撲取り #BL75"

13.8.12
月を調べた アポロのように 主に触って 探りたい RT @gattonellauto 月の距離すら 分かると言うが 主との距離が 解らない

13.8.5
生きてゆくうち褪せゆくならば 死して留めよう鮮やかさ

13.7.24
舐めて転がし歯を立て砕きゃ 涼しい甘さが舌で散る 【お題:氷砂糖】

13.7.17
こわい、こわいとからすはなくが 何がこわいか知れぬまま

13.4.29
海の深さも言葉の裏も どちらも見えぬ まだ見えぬ

13.4.4
大きくなったらヒーローになる 曇りキズなし笑う稚児

13.4.1
夢の続きに浸ってみたい けして叶いやしないから #dodoitwo
君の顔見てその手に触れて 春が来るのは僕だけか /僕が逢いに行っても、君は喜ばないのか。ああ、うん。そっか、そっかぁ。https://t.co/o4tHVPKrir

13.3.31
鳥に銀籠風には嘆き 想うお方は土の下 RT dodoitutan_bot 「月に叢雲花には嵐思うお方は女房持ち」

13.3.30
高く擦れるやわらかな声 僕と君しか知らぬ音 #without_i_love_you
少し猫背の小さな背中 慰める手も伸ばせない #without_i_love_you

13.3.28
ぼくをあいして、あいしてとなく とりのことばはわからない

13.3.26
巣から飛び立ち道別れてもたまには会おう交差点

13.3.25
眼球の1mm先まで突き出された刃 首を傾げて手を伸ばす

13.3.23
あきらめました こうあきらめた あいしきれぬと あきらめた RT @dodoitubot あきらめました どうあきらめた あきらめきれぬと あきらめた (作者不詳)

13.3.9
あなたはだあれ わたしはどなた 知らぬあなたに我を売る 『ばくりや』
@home あのこはだあれ、このこはだあれ 笑う少女の子守歌 /あのこはだあれ、このこはだあれ 白い少女の子守唄

13.3.8
人に抱かれた書物は語る 主が籠めた物語 『ビブリア古書堂』

13.3.6
昼の喧騒黄金に溶かし 舌で転がす蜂蜜酒
軽く銜えた吹き矢の先の 白い矢じりをを黒く塗る

13.1.18
おしり おっぱい ふともも ぜんぶ 両の手埋めるやわらかさ

13.1.14
チョコを被せた糖衣に注ぐ 酒の苦味は見ないふり

13.1.13
こくりこくりと頷きながら 母に抱かれて夢の中 #dodoitwo >RT https://t.co/ZH8xXMjI 
子供時代はもうすぐ終わり 友と見上げる青い空 #ranger75

13.1.12
時をなくした扉の奥で はやくはやくと声がする

13.1.8
@home爪の先まで真っ白な手に ぬくめぬくめとすがりつく / 爪まで白い差し出された手 ぬくめぬくめとすがりつく

13.1.2
甘く震えるおっぱいプリン 崩さぬように吸い上げる

2012年

12.12.31
色を選って織り込むいとは 粋と願いとひとひら

12.12.6
僕がこんなに誘ってるのに へたれないでよお兄ちゃん #歌で詠み 『ヘタレないでよ!』

12.10.12
縁に根を張り毒の葉散らす 花も咲かない肥えた蔓

12.10.7
雲から落ちた雨滴ひとつ ぽつりと言った 冬が来る #utayomi75

12.9.17
いい人ぶって易化するふりで 意見すり込む色眼鏡 *漢字二十四没

12.9.16
受容の裏に隠した未練 フランベルジェでやきつける #dodoitwo
つんと澄ました真白い百合をじわり腐らす甘い液

12.9.12
色なく濁る杯の水 映る文字ごと流し込む
記憶も飛ばぬ酒なんてもの一人で飲んでもつまらない

12.9.10
敵意を善意で包めて返す雪の刃と澄んだ笑み

12.8.31
星の輪を 針で切り裂き血を抜き取って 祝福を得た青い月 http://t.co/oq8h7Bu7 *ブルームーン詠み

12.8.9
蝉の鳴くより早くに起きて神社に集うこどもたち お題:夏休み

12.8.8
夏休み?「皆の結束高めるため」に海の藻屑と消えました #ブラック☆研究室

12.7.5
愛が欲しいと言ってみただけ 人の温度に飢えただけ

12.7.1
あなたが求めてくださるならば 心ひとつを供えます